葛飾北斎の浮世絵とドビュッシーのコラボレーション!
フレンチ・ピアニズムの名手として名高いパスカル・ロジェ。
日本美術をこよなく愛するロジェが、「すみだ北斎美術館」開館を記念し、葛飾北斎の浮世絵とコラボレーションする一夜限りの演奏会をすみだトリフォニーホールで行います。
ドビュッシーと言えば、1905年に出版した「交響詩《海》」のスコアの表紙に、葛飾北斎の冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」を使用したエピソードは有名です。
今回演奏するのは、ロマンティックな旋律が印象的な「亜麻色の髪の乙女」や、CM曲でもおなじみの「月の光」など、クラシックファンならずともよく知っている作品で知られる「前奏曲集」。
全24曲の演奏に合わせて、ロジェ自身がこだわりをもって選んだ北斎の作品をスクリーンに投影します。
ドビュッシーが憧れたジャポニズムをその音楽とともにご体感ください。